寺院
Temple, sapporo, 2016
木造2F、500㎡、施工:西岡建設
仏教寺院の移転新築工事です。①敷地は不正形で傾斜地。②切土盛土はしない。③木造で本堂は1階とする。これらの条件は計画の自由度をとても制限したのですが、逆に「こうするしかない!」という案ができました。最も重要な空間である本堂(スパンが8mあり、木造でつくるにはそう簡単ではない長さです)の梁の構造はシンプルで明快なトラスを採用しました。梁には装飾をほどこし、人々が集まる場所としての安心感・高揚感を持たせました。(構造設計者には、力の流れがわかりづらくなった、とおこられました)