Works

正面外観。左側中央付近にオブジェ(浅井憲一さん作成)が埋められています。

待合室。

透析室。トップライトから自然光がそそぎます。

病室。ガラスブロックからやわらかい光が入ります。

3階ラウンジ。壁構造の建物ではなかなか設置がむずかしい大きな窓をつけています。

ラウンジ夜景。

正面。夜景

壁構造図。

杭の配置図。おもしろいパターンを構成しています。

にれの杜クリニック

Elm Grove Clinic, sapporo, 2015
RC3F、2179㎡、施工:恒完工業

人工透析を中心としたクリニックです。コストを抑えるため、RC壁構造を採用しました。医療施設は内部の機能が変化する可能性があるので、将来壁が邪魔になります。そこで壁の量を最低限として壁の配置に規則性を持たせることでプラン変更を容易にしています。また壁構造では技術的になかなか難しい大きな窓をつくることで、正面の「かお」を特徴付けています。壁に埋め込まれた金属のオブジェ(彫刻家浅井憲一さんに作っていただきました)が来訪者をやさしく見守っています。